最近、欲しいものは何かと聞かれると困る。
昔は欲しいものがたくさんあった。
新しい服。
趣味の道具。
少し高い買い物。見栄をはったもの。
頑張って働いて、お金を貯めて、それを買うことが楽しみだった。でも最近は違う。
欲しいものが思い浮かばない。
お店に行っても以前ほど心が動かない。お店にすら行こうと思わない。
だからといって、お金がいらないわけではない。
むしろお金は欲しい。凄く欲しい。こんな事あまり書く事ではないけれど。
そして時間も欲しい。
なぜだろうと考えてみた。
おそらく、欲しいものの種類が変わったのだと思う。
昔は「物」が欲しかった。
今は「選択肢」が欲しい。
お金があれば、急な出費にも対応できる。
家族のために使うこともできる。
やりたいことに挑戦することもできる。
時間があれば、子どもと過ごせる。
新しいことを学べる。
疲れた時には休むこともできる。好きな時に働き好きな時に休み、どこにでもいける。住む場所すら選択できる。
物を手に入れることよりも、自分で選べる自由の方が価値を感じるようになった。
年齢のせいなのか、親になったからなのかは分からない。
ただ一つ言えるのは、欲しいものがなくなったわけではないということだ。
欲しいものが「物」から「時間と自由」に変わっただけだった。
だから今日も、お金のことを考える。
だから今日も、少しでも時間を作ろうとする。
欲しいものは減った。
でも本当に欲しいものは、昔よりはっきりしてきた気がする。
世の中の多くの人はきっとそう思うはず。。


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