今、私は大阪で職人として働いています。
正直に言って、今の環境には感謝しかありません。
何もできなかった私に、職人としての「技術」を叩き込み、ここまで育ててくれた。
今の仕事、お客さん、そして待遇……すべてに満足していますし、この会社には感謝してもしきれません。
けれど、技術を身につけた今だからこそ、抑えきれない想いが湧いてきました。
「この技術を持って、生まれ故郷の広島に貢献したい」
「そして、自分の腕がどこまで通用するのか、一人の経営者として試してみたい」
広島の美味しい空気の中で、子供をのびのびと育てたい。
親や友人がいるあの場所で、自分が磨いた「研削」という技術を役立てたい。
そう思う一方で、育ててくれた会社への恩義や、今の安定を捨てる怖さもあります。
「本当にやっていけるのか?」
覚悟は決めたつもりでも、ふとした瞬間に迷い、悩みます。
でも、一度きりの人生。
経営者としての力量を試し、自分を育ててくれた故郷に錦を飾るために。
この葛藤すらも抱えて、私は広島で新しい一歩を踏み出す準備をしています。
このブログは、そんな私の「挑戦の記録」です。
いつか広島の空の下で、この記事を読み返した時に「あの時、悩んで良かった」と笑えるように、今はただ前を向いて進もうと思います。

